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絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論 7-1.コードについて

2017年10月28日 絶対わかる!!音楽理論

神戸でベースレッスン・教室をしています古賀隆博です。
(大阪でもベースレッスン、教室をしています)

ここらからしばらくは、コード(和音)の概念についてお届けします。
実践まで後少し!

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2音以上の音の積み重ねをコードと言います。
実際の音楽には3音から使われることが多いですが、ベースプレイでいうと2音がほとんどではないでしょうか。

そして、コードを構成する音をコードトーンと言いいます。

全てのコードには、ルート(根音)という土台になる音があります。
このルートを基準とした音の積み重ねがコードということになります。

そしてコードの基本の形となるのが、トライアド(三和音)という3つの音で表されるコードの形です。

●トライアド(三和音)

トライアドは、ルートの上に3度と5度の音を重ねたコードのことです。
3度にはM3(長3度)とm3(短3度)がありますね。←ピン!とこない方はこちら
5度にはP5(完全5度)dim5(減5度)aug5(増5度)があります。←ピン!とこない方はこちら
これらの組み合わせからなる、4種類のコードが、コードの基本の形とされます。
以下がその4種類です

1.メジャー・トライアド(長三和音)

ルート、長3度、完全5度からなるコード

2.マイナー・トライアド(短三和音)

ルート、短3度、完全5度からなるコード

3.オーギュメント・トライアド(増三和音)

ルート、長3度、増5度からなるコード(メジャートライアドの完全5度を増5度に変化

4.ディミニッシュ・トライアド(減三和音)

ルート、短3度、減5度からなるコード(マイナーートライアドの完全5度を減5度に変化

 

この4種のトライアド(三和音)の構成音は、ベースの指板でもチェックして、形で覚えておきましょう!

●コードネーム

また楽譜上では、コードを表すためにコードネームというものが使われます。

このコードネームの読み方にはルールがあります。

1.ルートの音名はアルファベットの大文字で表される

上記の楽譜を例にすると、FはFがルート、GはGがルート、AmはAがルート、ということですね。

2.メジャー・トライアドのコード(メジャーコード)はアルファベットの大文字のみで表され、M3(長3度)、P5(完全5度)は省略される

上記の楽譜を例にすると、
Fは、Fをルートにしたメジャートライアドが構成音になり、
Gは、Gをルートにしたメジャートライアドが構成音になります。

3.マイナー・トライアドのコード(マイナーコード)の場合は、ルートを表すアルファベットの横に小文字のm(マイナーの頭文字)をつける。P5は同じく省略される。

上記の楽譜を例にすると、Amは、Aをルートとしたマイナートライアドということが言えます。

M3とP5は常に省略されて書かれますので覚えておきましょう。
また、四和音やその他の音がコードに加わる場合の表し方もあるので、それはまた次回以降にします。

とりあえず今回はここまで!!

 


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