Web Lessons

絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論 7-2.コードについて、三和音の基本形と転回形

2017年11月01日 絶対わかる!!音楽理論

神戸でベースレッスン・教室をしています古賀隆博です。
(大阪でもベースレッスン、教室をしています)
前回はトライアド(三和音)コードの基本的な形とコードの読み方を学習しました。
すこし復習しましょう。

●トライアド(三和音)

トライアドは、ルートの上に3度と5度の音を重ねたコードのことです。
3度にはM3(長3度)とm3(短3度)がありますね。←ピン!とこない方はこちら
5度にはP5(完全5度)dim5(減5度)aug5(増5度)があります。←ピン!とこない方はこちら
これらの組み合わせからなる、4種類のコードが、コードの基本の形とされます。
以下がその4種類です

1.メジャー・トライアド(長三和音)

ルート、長3度、完全5度からなるコード

KeyCで、CEG(ドミソ)ですね。ベーシスト用なのでヘ音記号で書きました。
タブ譜で表すと、

 

実際に弾いてみて、音を確かめてくださいね♪
低い方だとハーモニーがわかりにくいので高い方で書きました。
ぜひ。弾いて確かめてください。

2.マイナー・トライアド(短三和音)

ルート、短3度、完全5度からなるコード

3.オーギュメント・トライアド(増三和音)

ルート、長3度、増5度からなるコード(メジャートライアドの完全5度を増5度に変化)

4.ディミニッシュ・トライアド(減三和音)

ルート、短3度、減5度からなるコード(マイナーートライアドの完全5度を減5度に変化)

タブ譜はそれぞれオクターブ下げて位置確認しておきましょう。

復習はここまで。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では今回の本題。

●三和音の基本形と転回形

これまでのコードの形はルートを最低音とした基本形とされ、このほかに2つの転回形があります。

最低音が3度になるパターンと、5度になるパターン。
どういうことかというと、

こうすると長3度が最低音になっていますね!ということです!
これが第一転回形。
ピンときていないあなた!
ここで以前の章がまた役に立ちます!!

絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論 5-1.転回音程

絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論 5-2.転回音程

音を転回させるという一種のテクニックですね。これを思い出してください。

そして第二転回形は、ここからさらに3度の音も1オクターブあげます!

これが第二転回形!!
5度の音が一番下にきていますね!!
それぞれ構成音は同じなのですが、少しずつ響きが違います。
この違いも確認しながら進めていきましょう!

そして、メジャー/マイナー/オーギュメント/ディミニッシュ/の4種類のトライアドの転回形のまとめがこちら!
ト音記号ですが、成り立ちはわかっていただけるかと思います。

さあ!なんだか音楽理論っぽくなってきましたね!
ここからどんどん面白くなっていきます!!

重ね重ねになりますが、音を確認しながら進めていってくださいね!


TOP

今なら新規入会でベースをプレゼント!無料体験レッスンのお申込みは
こちらをクリック!