レッスン日記:Tさんの場合 1
神戸三宮でベースレッスンをしています。T.K.musicの古賀隆博です。
今日はTさんのレッスンの様子をご紹介。
Tさん(男性:40歳後半)T.K.musicでのベースレッスン歴10年。
レッスンはTさん宅でおこなっています。
今日のTさんのレッスンは、
- 曲のコード進行から、キーを判断
- 曲の各コードに、キーのダイアトニックのナンバーを振る
- ナンバーシステムを使って、その曲を12キーで弾く
というもの。
これらができるようになるためには、様々な音楽理論を習得する必要があります。
少なくとも、下記リンクにある、まとめの9-1までの知識がないとできないことでしょう。
Tさんは、音楽理論について、まっさらな状態からここまで来れました!素晴らしいことです。
継続は力なり。
音楽理論の勉強は、継続していても
「これをしていて、本当にうまくなるのか?」
「これは、いったい音楽にどうつながるのだろうか?」
と不安になってくるものです。
実際にTさんもそう語っていました。しかし、粘り強く勉強を続けて一人でここまでできるようになったのです。
しかもTさんは、聴覚に特別な事情があります。
低音域のみが聞こえる状態で、ギターやシンバルの音などはほとんど聞こえません。ボーカルに関しても、低音域のみ感知できる状態。
そんな中ここまでやれるのは、ひとえに忍耐強く勉強と練習を続けてきたからでしょう。
僕もはじめて事情をうかがったときはどうしようかと考えましたが、話をしていくうちに「何がどこまで聞こえるのか」をある程度想像できるようになってきました。
今ではTさんは耳コピもできるようになっています。
正しく訓練と練習を積めば、必ず上達できるといういい例ですね。
「きっと僕には、私にはできない」
と感じている人でも、T.K.musicでレッスンを受ければ私が責任をもって、できるようになるまでサポートさせていただきます。
ぜひ当教室でレッスンを受けてください。