Takahiro Koga's Blog

レッスン日記:Yさんの場合 1

2022年10月30日 レッスン小話

三宮駅から徒歩2分のベースレッスン教室。

T.K.music ベースレッスンの古賀隆博です。

レッスンを受ける生徒さんには、生徒さんそれぞれ固有の悩みや課題があります。
それらをレッスンで解決していきますが、その一例をブログとしてあげています。

これからレッスンを受けてみたいとお考えの方は、参考にしてください。

Yさん(女性)の場合

レッスンを受け始めて、まだ2ヶ月の生徒さんです。
すでに自分のバンドを組んでいたり、オリジナル楽曲も発表している、活発な方です♫

自分のバンドを持ち、ベースを弾いているので、一見すると既にしっかりしたした演奏ができると想像できますが、どのような課題をお持ちなのかを聞いてみました。

Yさんの課題

Check Point!!

押さえる方の指をもっと自由に動かせるようになりたい。

押さえる指が自由に動かないと、音を出すタイミングや、切るタイミングがズレやすくなります。よってリズムが悪く聴こえてしまいます。

ピッキングもしっかりできるようになりたい。

ピッキングに慣れていないと、音の強さにばらつきが出ます。それにより、適切な場所にアクセントを出せず、リズムに躍動感がなくなってしまいます。

演奏や理論も含めて、自己流ではなく基本的なところから正しくやりたい。

ルート弾きはできるが、自分でフレーズが作れない。

フレーズっぽいものを、バンドメンバーに作ってもらっていた。

そこで提案したのが、先日ブログでも上げた運指練習。

この練習をしていただくことで、上2つを解決します。

運指練習をしっかりすると

Check Point!!

どの弦でのピッキングにも慣れることができる
フレーズには、弦の移動を伴います。フレーズを弾けるようになるためには、すべての弦でのピッキングに慣れる必要があります。

ピッキングとフィンガリングのタイミングが合うようになる。
ピッキングとフィンガリングのタイミングが合わなければ、音がきれいになりません。音が綺麗にならなければ、フレーズが聴こえてきません。

フィンガリング時の小指と薬指の独立と力の強化につながる。
ベースラインやフレーズを正確に弾こうとすると、小指や薬指を使う必要が出てきます。小指と薬指は、セットで動いてしまいますので、これを訓練で独立して動くようにします。

初めは手強いかも知れませんが、規則性がありますので、そこを抑えれば譜面を見なくてもできるようになります。

目安は1日15分〜20分。2週間もやれば、指がだいぶ楽になってきます。

運指練習をやらないと

運指練習は、運動前のストレッチや、体を温めるための準備運動だと思ってください。これをやっていないと、思わぬ怪我につながります。

悩む男性

いきなり曲の練習に入るのではなく、15分ほど運指練習をしてから、曲の練習に入りましょう。

Yさんは、自己流であるにも関わらず、左手のフォームや右手のピッキングフォームは綺麗で素晴らしかったです。
ここの矯正から入らないといけない人も中にはいますが、Yさんはその点がクリアされていますので、スムーズに進められそうです。

今後は運指練習も踏まえ、実際の曲を通してピッキングのアクセントの演習や、フレーズについてもレッスンにて進めてまいります。


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