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絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論 9-3.ダイアトニックコード進行

2017年11月10日 絶対わかる!!音楽理論

神戸でベースレッスン・教室をしています古賀隆博です。
(大阪でもベースレッスン、教室をしています)

さて前回と前々回では、ダイアトニックコードとそのディグリーネームや、ダイアトニックコードの持つ機能(ファンクション)についてやりました。

前々回
前回の記事

今回はそれらを実際に使ったコード進行の例を見ていきましょう!
その際に、ディグリーネームやファンクションも意識、確認しながら読み進めて下さい。

ロック、ポップソングでよく見られるコード進行がこちら

五線譜の上に書いているのがコード、
五線譜の下に書いているのがディグリーネーム
タブ譜の下に書いているのがファンクションですね。

Key of Cで、I-I-IV-Vのパターンです。
こちらはセブンス(7度)の音を入れないトライアドで弾かれているのでM7や7は書かれていません。

ザ・ハイロウズさんの「日曜日よりの使者」という曲が全く同じコード進行ですね。
明るく、ポップな雰囲気のある進行です。音源と一緒に弾いてみて、ファンクションの雰囲気も感じて下さい。
トニックはこの中で一番安定しています。
サブドミナントはちょっと不安定
ドミナントはこの中で最も不安定。
不安定なドミナントは、安定感のあるトニックにいきたくなる(ように感じる)傾向があります。

こういった機能が、「自然なコード進行」を演出しているのですね。

先に書いたように、コード進行を表すのにI-I-IV-V(イチ-イチ-ヨン-ゴ)という言い方をします。
このようにディグリーネームを使うと、コード進行を簡単に覚えられます。
そのためにもディグリーネームは暗記して覚えてしまって下さい。

今回の進行は、「KeyCのI-I-IV-VはC-C-F-G」という言い方になります。

それではKeyAのI-I-IV-Vはどうなりますか?

 

譜面に変な印がついてますが気にしないで下さい(笑)

キーを変えて弾いてみたり聴いてみたりすると、より理解が深まりますね。

ダイアトニックコード進行にはこれ以外にも様々な組み合わせがあります。
ダイアトニックだけでできている曲も実はたくさんありますよ!
BillBoardの全米チャートを賑わしている曲なんかは本当にダイアトニック進行だらけです!
ダイアトニックだけでよくぞここまでと思いますね。

皆さんも探してみましょう!

それでは今日はここまで!


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