Lesson14-2:簡単なアドリブ②
神戸でベースレッスン・教室をしています古賀隆博です。
(大阪でもベースレッスン、教室をしています)
前回のアドリブの話についてもう少し詳しく書いてみます。
だいたい曲にはKey(キー)えおいうものがあって、それが基本的な下地となっています。
例えばKeyがCだったらCメジャースケール
AだったらAメジャースケール
BmだったかBmスケール。。。という具合に。
どうしたらそのKeyの聴き分けができるのかというと、譜面をみて判断したり
耳で聞いて判断したり色々ですが。今回は省いておきます。(長くなりすぎるので)
で、先日の動画での曲のKeyがGメジャーなのです。
G、A、B、C、D、E、F#、G、というスケール(音階)ですね。
基本的には上記の中の音を出して何か弾いていれば合います。
で、Key Gメジャーの中のG、A、B、C、D、E、F#、G、の音だけで作られるコードがあります。
それが
GMaj7、Am7、Bm7、CMaj7、D7、Em7、F#m7♭5、です。ダイアトニックコード、といわれるやつです。
で、動画の曲もBm、Am。Em、D7を循環しています。
全部Gメジャーのダイアトニックコードだけでできていますね。
なのでG、A、B、C、D、E、F#、G、の中で
何をしてもだいたいあうのです。
で、上記の7つのダイアトニックコードにはそれぞれ対応するスケール(音階)
があります。これもGメジャーの音階の中に含まれているものです。
まず一番目GMaj7
これは先ほどから出てきている
G、A、B、C、D、E、F#、G、
です。メジャースケールと言います。
で二番目がAm7
これに対応するスケールは
A、B、C、D、E、F#、G、A
こちらはドリアンスケール
三番目がBm
B、C、D、E、F#、G、A、B
フリジアンスケール
四番目がCMaj7
C、D、E、F#、G、A、B、C
リディアンスケール
五番目がD7
D、E、F#、G、A、B、C、D
ミクソリディアンスケール
六番目Em7
E、F#、G、A、B、C、D、E
エオリアン(ナチュラルマイナー)スケール
七番目F#m7♭5
F#、G、A、B、C、D、E、F#
ロクリアンスケール
となります。
気づく方は気付いたと思いますが、上記の七つのスケールは全て
「Gメジャースケール内の音」を「どこから始めるか」の違いだけで、
全部Gメジャースケール内の音です。
だからコード進行があって、バッキングのコードが変わっても
同じスケールで通しきることができるのです。
厳密に言えばそれぞれのコードで「避けたい音」はあったりするのですが、
初めの方は考えすぎないほうがやりやすいと思います。
動画のコード進行は
Bm、Am。Em、D7
なので、それぞれ対応するスケールをなぞってみると、それぞれのスケールの個性がわかるかと思います。
同じ構成音でも、これだけ個性が出るというのは面白いものですね。
動画のトラックのみのものをあげておきますね。
実際のレッスンでは、弾き方や理論に関してリアルタイムで質問もできますので、より分かりやすく学ぶことができます。無料体験レッスンはこちら