Lesson-9 [1] 色々なテクニック -1
神戸でベースレッスン・教室をしています古賀隆博です。
(大阪でもベースレッスン、教室をしています)
今回は、「色々なテクニック」について学んでいきましょう。 テクニックというと小賢しく聴こえてしまう方も多いかもしれませんが知っておいて損はないです。
「俺はテクニックで勝負してないぜ!!」、「プロでも下手っぴの人いるし~」 といってテクニックを鍛える気のないあなたも是非学んでおきましょう。
今回は主に身体的なテクニックのお話。
スラップ、タッピング、速弾きなど等。 とにかく練習することによって上達するのがこの類いのテクニックです。 ベースラインやアドリブのテクニックはまた別の機会にします。
多分、文字で説明されてもよく分からないと思うので、一応音を作っておきました。
2~3秒辺りがタッピングです。
いわゆる速弾きの類いです。ユーチューブなんかで「タッピング」で検索すれば、ギタリストとかいっぱい出てきますから、そちらを参照してください。
6連符でばーっと弾いてまして、そのあとたたみ掛けるようにスラップへ入っていき、23秒~はタッピングの別パターンへ。 よく聴いてもらえればわかると思いますが、低音の「ぶん♪ぶん♪」という音と高音の和音が交互に入れ替わるようになっているのが分かるでしょうか?
これは重ね録りではなく、いわゆる一人多重奏の形で録っております。一人二役。 キーボードみたいな感覚ですね。
ベースでもこれをやっちゃう。 これもユーチューブで、「victor wooten」で検索すれば出てきますのでご参照を。
本当は動画で説明できればいいのですが、部屋とかがね. . . あんまり見せれる感じでもないし. . .(笑) なのでまたわからないことや質問がございましたらいつでもどうぞ。
前にも書きましたが、毎日の鍛錬がうまくなる秘訣です。 全然『秘』じゃないように感じるかもしれませんが、これが『秘』なんですね。 意外とみんな毎日しないんです。色々と忙しいからね。だから上達にも時間がかかります。
忙しくてもそこを踏ん張って、寝る前に少しだけでもベースを触る。 そういう小さな積み重ねで、他との差は必ずつきます。 日々練習したことしか本番では出せません。本番だけ奇跡が起きるなんてことは絶対にないですから。
僕はミュージシャンといっても、かなり色んなタイプの方と演奏をします。
本当にパッションだけで音楽をしている人もいるし。 技術はすごいけど、今ひとつパッションを感じれない人も。 その両方を高いレベルで保っている人もいます。
どの人が一番望ましいかというのは言わずもがなですね。 最後の人、両方を高いレベルで保っている人です。 こういう人は実際に沢山の人を感動させることができています。
僕自身も両方を高める努力をずっとしてます。
そうすると、見ている人は見ているものなのです。感じる人は感じるものなのです。
不思議だけど、自分が良いと思ったステージでは周りの評価も良いんです。 別段動き回ったり、派手なプレイやステージングをしなくても、なんかグッと盛り上がった気持ちになれた時はお客さんも感じてくれるものなんです。
なので皆さんも、テクニックも情熱も両方大事にしてください。そうすることで沢山の人から必要とされるベーシストになれるはずですから。
「ここがなくなったらもう終わり!」みたいに一つの処に無理にしがみつくより、自分を自身を高める努力をして、沢山の人から必要とされる人間でありたいものですね。
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