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絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論 6-3.短音階と調号

2017年10月09日 絶対わかる!!音楽理論

神戸でベースレッスン・教室をしています古賀隆博です。
(大阪でもベースレッスン、教室をしています)
前回の記事は、メジャースケールとその調号について書きました。
今回はマイナースケールについてです。

まず、第一ポイント!
マイナースケールは3種あります!
なぜ3種??という疑問を持ってしまう気持ちはわかりますが、この前提は黙って受け入れましょう!(笑)でないと前に進めないのです!

私も詳しい事情は知りません。おそらく先人のしてきたことを理論的に紐解くと、こう説明ができる!ということなのでしょう。

1.ナチュラルマイナースケール

3種のうちの、基本形となる1つめのスケールが、ナチュラルマイナースケールです!
実はこのスケール、メジャースケールの6番目の音から1オクターブ上まで順番に弾いたスケールと同じです。
つまり、Cメジャースケールが
CDEFGABC。
これの6番目の音が、Aですね。
そこから1オクターブ
ABCDEFGA
と弾いた形。
これがAナチュラルマイナースケールです。

この形、ベースで弾いて覚えてくださいね!

構造としては、隣り合った音の2度音程が
長短長長短長長

となります。
この法則に従っていけば、どこでもマイナースケールを弾くことができますね。

上記の説明からわかるように、CメジャースケールとAナチュラルマイナースケールの構成音は同じです。

このような関係にある長・短調を平行調と言い、同じ調号を長・短で使い分けているということです。

・CメジャーはAナチュラルマイナー

この法則を言葉で表すと。
ある音を基準とした長調は、その調の6度の短調と同じである。ということが言えますが、言葉で表すと余計にわかりにくいのが音楽理論。
ベースで説明すると、

CDEFGABC。これの6番目の音が、Aですね。
ある音を基準とした長調(この場合はCメジャー)は、その調の6度の短調(Aマイナー)と同じである。


CDEFGABC。これの6番目の音、Aから1オクターブABCDEFGAと弾いた形。
これがAナチュラルマイナースケールです。
見ていただければわかると思いますが、CメジャースケールとAナチュラルマイナースケールの構成音が同じです!

指板上の一部にしか○印をつけていませんが、CメジャースケールとAナチュラルマイナースケール全部つけるとすると、CDEFGAB全部にと○がつくことになります。

それでは本日はここまで!
次回は他2つの短音階も見ていきましょう!!

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