絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論 6-3.短音階と調号
神戸でベースレッスン・教室をしています古賀隆博です。
(大阪でもベースレッスン、教室をしています)
前回の記事は、メジャースケールとその調号について書きました。
今回はマイナースケールについてです。
まず、第一ポイント!
マイナースケールは3種あります!
なぜ3種??という疑問を持ってしまう気持ちはわかりますが、この前提は黙って受け入れましょう!(笑)でないと前に進めないのです!
私も詳しい事情は知りません。おそらく先人のしてきたことを理論的に紐解くと、こう説明ができる!ということなのでしょう。
1.ナチュラルマイナースケール
3種のうちの、基本形となる1つめのスケールが、ナチュラルマイナースケールです!
実はこのスケール、メジャースケールの6番目の音から1オクターブ上まで順番に弾いたスケールと同じです。
つまり、Cメジャースケールが
CDEFGABC。
これの6番目の音が、Aですね。
そこから1オクターブ
ABCDEFGA
と弾いた形。
これがAナチュラルマイナースケールです。
この形、ベースで弾いて覚えてくださいね!
構造としては、隣り合った音の2度音程が
長短長長短長長
となります。
この法則に従っていけば、どこでもマイナースケールを弾くことができますね。
上記の説明からわかるように、CメジャースケールとAナチュラルマイナースケールの構成音は同じです。
このような関係にある長・短調を平行調と言い、同じ調号を長・短で使い分けているということです。
・CメジャーはAナチュラルマイナー
この法則を言葉で表すと。
ある音を基準とした長調は、その調の6度の短調と同じである。ということが言えますが、言葉で表すと余計にわかりにくいのが音楽理論。
ベースで説明すると、
CDEFGABC。これの6番目の音が、Aですね。
ある音を基準とした長調(この場合はCメジャー)は、その調の6度の短調(Aマイナー)と同じである。
CDEFGABC。これの6番目の音、Aから1オクターブABCDEFGAと弾いた形。
これがAナチュラルマイナースケールです。
見ていただければわかると思いますが、CメジャースケールとAナチュラルマイナースケールの構成音が同じです!
指板上の一部にしか○印をつけていませんが、CメジャースケールとAナチュラルマイナースケール全部つけるとすると、CDEFGAB全部に○と○がつくことになります。
それでは本日はここまで!
次回は他2つの短音階も見ていきましょう!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人間性がゴリゴリ出てるTwitterはこちら
絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論 6-2.調号について
絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論 6-4.ハーモニックマイナースケールと、メロディックマイナースケール