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絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論 4.理論を実践に生かすコツ

2015年08月15日 絶対わかる!!音楽理論

神戸でベースレッスン・教室をしています古賀隆博です。
(大阪でもベースレッスン、教室をしています)

今回は「理論を実践に生かすコツ」です。
せっかく学んだ理論も実践で生かさなければただの物知りさんで終わってしまいます。
音楽においてこれほど空しいことはないのではないかと個人的には思います。
評論ばかりソレっぽくて自分では一切何もできないなんていうのは、かっこわるいですよね。

こんな記事をわざわざ読んでくれているくらいですから、きっとみなさんは勉強熱心なはずです。
自由に柔軟に演奏できたらいいなと思っているでしょう。
そういう思いのある人は是非読んで実践してみてください。

それでは始めましょう!

理論をより実践に生かすためにはベースの仕組みを理解しておくといいと思います。

前回の
「基礎から学ぶ音楽理論 3.音程」
は鍵盤で説明をしていましたが、ソレをそのままベースに置き換えていくと、ベースの仕組みが分かって、色々と便利です。
詳しい説明は前回の記事を見ていただくとして、今回はユニゾンから順番にベースの指板に置き換えます、

赤丸がルートと考えて、黒丸がそれに対応する音程です。
それではユニゾンから
047

当然同じ場所になりますね。
余裕のある人は、他のポジションでのCの音もチェックしましょう。

次は短2度(1半音)
048

ルートであるCからみて、短2度上の音ですね。

次は長2度(2半音)
049

短3度(3半音)
050

長3度(4半音)
051

完全4度(5半音)
052

増4度(6半音)
053

完全5度(7半音)
054

減5度(6半音)
055

短6度(増5度)(8半音)
056

長6度(減7度)(9半音)
057

短7度(10半音)
058

長7度(11半音)
059

オクターブ(12半音)
060

ざっとこういう関係にあります。
さあ、ベースを取り出して確認しましょう!
再度、上から順に音程を確認し、実際に押さえて音を出してみましょう。

できましたか?
ここでベースの指板の構造のお話。

ベースの各弦は、完全4度ずつ縦に並んでいます。
開放弦で

(Hi-C)
1弦G
↑Dの完全4度上の音程はG
2弦D
↑Aの完全4度上の音程はD
3弦A
↑Eの完全4度上の音程はA
4弦E
(Low-B)

(多弦ベースは上下に4度ずつ加える、Hi-C、Low-B)

どこの音をルートにしてもこの法則は変わりません。

なので、
ルートから何度の音程か?
というのが目に見える形として覚えることができます。

例えば長3度の関係。
Cがルートの時、長3度上の音程はEでした。
このカタチ!!確認してみてください。
Cを中指で押さえてEを人差し指で押さえるのです。

とするとルートがDの時、長3度上の音程は??
Dを中指で押さえて長3度を人差し指で押さえてみてください!
F#/G♭
になります。

それではFがルートで、長さん度上の音程はどこになるでしょうか?
もうお分かりですね?

同じ要領で各音をルートとした各音程(短2度〜オクターブ)を確認してみましょう!!
なお、増4度と減5度、短6度と増5度、長6度と減7度は指板上では同じ響きになるのですが、進行によって聴こえ方が変わりますので言い方も変わっています。

例えば、

減5度は「完全5度が半音下がった音」
061

増4度は「完全4度が半音上がった音」
062

同じ響きですが、前後のコードとの関連性で言い方を区別しているのです。
ちょっと情報量が多いかもしれませんが、前回の音程と合わせてしっかりと理解しましょう。

音程はコードの話に深く関係しているので、しっかりと理解して、ベースに生かせるようにしましょう!

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