神戸でベースレッスン・教室をしています古賀隆博です。
（大阪でもベースレッスン、教室をしています）

そこかしこで卒業の話題が出ていますね。
かくいう私も、そう言ったことに携わることがありまして。先日、軽音楽部の指導に訪れている高校生の最後の発表があったところです。
みんな相変わらず緊張していましたが、楽しそうにしている表情が見れて安心しました。
特に今回は1年生の時から、3年間面倒を見ていた生徒もいたので、感慨深いものがありましたね。
ここの学校は通信制の高校で、生徒たちは訳あって公立には通っていない、もしくは通えない子たちが多いようです。
人とのコミュニケーションが苦手な子が多かったように感じます。
始めてあった時なんて目も合わせてくれなかったですからね・・・

それが人の前で歌ったり演奏したりする訳ですから、対したものです。
僕なんて未だに人前では歌えないですけどね(笑)下手すぎて。
みんながこの何年かで、音楽を通して学んでくれたものがあればいいですね。
僕はいつもレッスンしたり学校で教えたりする時に音楽と一緒に別のことも学んでもらいたいとおもっています。
例えばバンドしているのであれば、集団での自分の役割りを理解したり立ち位置を調節できたり。
集団で意見を合わせたり同調することよりも、みんなの話を聞いてなるべく多くの人の意見や気持ちを汲んだり、共通項を見つけて新しいアイデアを提示したり。

どうも〈集団〉と聞くと、みんなと意見を合わせてみんなでちょっとずつ我慢して・・・みたいな雰囲気を無意識に感じてしまうみたいなのですが、そういった方法ではなくもっと明るい方法を創れるようになって欲しいと思いますね。
そして大人になる頃には、いくつかある選択肢の中から選ぶだけではなく、その選択肢を見て、自分で新しい選択肢をつくれるようになれればと思います。
そして、どんなかたちであれ素晴らしい人生にして欲しいと思います。