努力を無駄にしないための習慣
神戸でベースレッスン・教室をしています古賀隆博です。
(大阪でもベースレッスン、教室をしています)
努力は必ず報われるという言葉がありますが、中には努力のエネルギーを無駄使いしてしまう人もいます。
同じ努力量でも順調に上がっていく人と、頑張っている割には上達がかんばしくない人。
その差を感じた人は
「自分には音楽の才能がないんだ」
と決めつけてしまうかもしれません。
そもそも才能というものの存在や、それが必要かということはここでは言及しませんが、
存在の明らかではない才能とかを考えて凹んでしまう前に、今一度、これを読んで試して欲しいと思います。
世界的野球選手のイチローさんは言いました。
「練習やトレーニングをどれだけ習慣化するかが大切です。顔を洗うことや歯を磨くことと同じレベルで習慣化できれば何事も上達しないわけがない。誰でも顔を洗わなければ気持ち悪くなるでしょう?歯を磨かなければ気持ち悪くなりますよね?それと同じレベルってことです」
という主旨のことを言っていたのを記憶しています。
また、超人的て伝説的なボクサー、マイクタイソンさんは、
毎日毎日同じトレーニングと食事を続けていたと言います。
〜以下トレーニング内容〜
《5:00 起床、約5kmのジョギング
ジョギングをする前は、ストレッチを充分に行い、その後
箱に飛び乗るジャンプを10回、短距離ダッシュ(全力疾走)
を10本をこなした
6:00 エクササイズを終え、シャワーを浴び再び寝る。
(朝のジョギングが彼の強い脚を造った)
10:00 起きてオートミールを食べる。
12:00 リングで練習(10ラウンドのスパーリング)
昼の12時にスパーリングをし、午後3時にはミットもしくは
ヘビーバッグを使ってリング内での稽古をする
2:00 食事(ステーキとパスタとフルーツジュース)
3:00 再びリングで練習と、1時間エアロバイク
5:00 筋トレ
腹筋2,000回、ディップス500~800回、腕立て伏せ500回
シュラッグ30kgのバーベルで500回)、
首のエクササイズを 10分間
7:00 夕食(ステーキとパスタとフルーツジュース)
8:00 エアロバイク(自転車漕ぎ)を30分した後、TVを観て
就寝。
これを週7日》
同じ時間に起きて同じ時間に練習し、食事をし、寝る。
完全なる習慣化です。
イチロー選手もマイクタイソン選手も音楽とはちがいますが超一流です。
基礎力、テクニック、パフォーマンス、どれをとっても引けを取りません。
マイクタイソン選手のメニューを見れば一目瞭然、
「そりゃ強くなるわ」
と誰もが思うでしょう。
音楽の話となると、才能や感覚的なものの話が多くなり、
「選ばれし者」
のみができると思われがちですが、決めつけてしまうのは早合点というやつです。
さて、習慣化が大切ということはわかったとして、それを音楽ではどうすりゃいいの?
という話です。
演奏テクニックやメソッドばかりに気を取られていてないがしろにされているかもしれませんが、
「練習スケジュールを立てること」です。
実は結構言われているんです。でもみんなしないんですね。
これを読んだあなたは早速やってみましょう!ということなんですが、次回!
どのようなスケジューリングがいいのかということを書きたいと思います!
もちろんマイクタイソンのような多くの人が現実的に不可能でスパルタンXなスケジューリングではありません(笑)
これを読んでいる方含め、多くの方々は音楽とは別に仕事や学校、その他諸々の事を同時に抱えています。
その辺を加味した練習スケジュールの組み方について書きます。
努力を無駄にするどころか、最大化できるようにしましょう!!