絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論 1.音部記号
記事の内容は、5分で習得できます
神戸でベースレッスン・教室をしています古賀隆博です。(大阪でもベースレッスン、教室をしています)
絶対わかる!基礎から学ぶ音楽理論第1回目は音部記号について。
音部記号
音部記号とは、いわゆる「ト音記号=G clef」とか、「ヘ音記号=F clef」といわれるものです。
「この記号、何のためにあるの?」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか?「こんなのあったの?全く気にならなかった」という方もおられるかもしれません。
この音部記号は、五線譜上の音の高さが決定する、大切な記号です。
なので、楽譜の一番始めに記されます。
今後、楽譜を書くつもりがないという方でも、しっかりと抑えておきましょう。
音楽理論を説明するのにも必要ですし、正しく理解するためにも必要な知識です。
- 全ての楽譜がト音記号で書かれていると思い込み、間違った演奏をしてしまう
複数人で曲を演奏するときに、フレーズやメロディについてのコミュニケーションができない
中学生の音楽の授業でも学ぶ内容のため一般教養レベル。知らないと恥ずかしい思いをするカモ
ト音記号
まずは「ト音記号=G clef」から。
一番馴染みのある音部記号ですね。
ト音記号は、中音域から高音域楽器の記譜に使われます。
五線の、下から二番目の線をG=ソ(日本音名ではト)と指定しています。
それでは、ト音記号を書いてみましょう。
ト音記号の書き方
お次は「ヘ音記号=F clef」です。
これはベースでおなじみの記号。
低音域の記譜に使います。
これは五線の下から四番目の線を、F=ファ=へと指定しています。
へ音記号の書き方
例えばピアノの楽譜だと、下のように、ト音記号の五線譜とヘ音記号の五線譜が上下に並んで書かれたりします。視覚的に音の高さがわかりやすいですね。
ト音記号、ヘ音記号の他にも音部記号はあるのですが、ここでは省略いたします。気になる人は調べてみましょう。
ちなみにト音記号、ヘ音記号で記譜される楽器は主にこういったものになります。
ト音記号で記譜される主な楽器
バイオリン、フルート、オーボエ、クラリネット、トランペット、サックス、ギター、ボーカル、等
ヘ音記号で記譜される主な楽器
ベース、テューバ、トロンボーン、ファゴット、チェロ、ドラム、パーカッション
やはり基礎からとなりますと退屈な話にはなりますが、大切なことなのでしっかりと抑えておきましょう。
実際のレッスンでは、演奏に関してのレクチャーが主ですが、ご希望の方にはこういった音楽理論のレッスンも行います。
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